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NR旅行 in NARITA Airport

社会交通工学科2年  西山 翔太郎

 2009年7月11日に日本の空の玄関口である成田国際空港へ行ってきた。成田国際空港は1978年5月20日に開港し、航空機発着回数、旅客数は日本第2位である。




写真1 記念撮影


 まずは、成田空港へのアクセス路線であるJRの特急、成田エクスプレス15号(大宮9時9分・横浜9時30分発〜成田空港10時58分着)でいざ成田へ・・・と、乗る予定だった人が皆思っただろう。しかし横須賀線が人身事故で、乗る予定だった列車はまさかの運休になってしまった。しかたがないので、もう一方の空港アクセス路線である京成電鉄で日暮里駅から空港第2ビル駅へ行ったのだった。



 成田エクスプレスに乗っていれば11時前に空港に着く予定だったが、京成の料金不要の特急で行ったため30分以上遅れて到着した。改札の外にあるセキュリティチェックを済ませるとそこが成田国際空港である。最初に向かった先は、「開港当初の京成電鉄成田空港駅」である。1991年に「現在の成田空港駅」が開業してからは、名称変更され、「東成田駅」となっている。東成田駅の中には入らなかったが、駅の近くには管制塔が見えた。東成田駅と空港第2ビル駅は地下通路で結ばれている。ターミナル連絡バスに乗って再び第2ターミナルへ。




写真2 隙間に少しだけ見える「東成田駅」の文字



 続いて、第2ターミナルの展望デッキに行った。この展望デッキではサテライトへの連絡シャトルが見える。このシャトルは厳密に言うと水平式エレベータである。レストランで昼食を食べ終わると、今度は第1ターミナルへ連絡バスで移動し、展望デッキを見た。こちらの展望デッキは、正面に第1滑走路が見えるため迫力や飛行機のエンジン音がすごかった。




写真3 連絡シャトル



 この後、空港から少し離れたホテルへ。このホテルの無料シャトルバスで行った。(もちろん我々は、宿泊するつもりは全くない。)なぜかと言うと、そのホテルの目の前にJRの線路があり、ここから成田エクスプレスをカメラで撮影するためである。成田新高速鉄道が開業すればここに新型スカイライナーが通るため、もしかしたら成田エクスプレスとスカイライナーが一緒に走っているところを見られるかもしれない。




写真4 穴場から見た成田エクスプレス



 成田エクスプレスを上下1本ずつ見た後、第1ターミナルに戻り、そこで解散となった。しかし、NR旅行は各自の家の玄関を開けるまで続くのであった。



 2010年度には北総鉄道を延長した形で、成田新高速鉄道の開業が予定されている。これが完成すると、日暮里駅〜成田空港駅間で最速51分だったのが、36分と大幅に時間が短縮される。それに合わせ、京成は新型スカイライナーAE系を、対抗するJRは新型成田エクスプレスE259系を走らせる予定であり、乗客の取り込みをねらう。




写真5 離陸した日本航空機




写真6 消え去る車両と共に記念写真






 
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